南島原市議会 > 2015-06-19 >
06月19日-01号

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  1. 南島原市議会 2015-06-19
    06月19日-01号


    取得元: 南島原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-25
    平成27年  6月 定例会(第2回)第1日 6月19日(金曜日)出席議員(20名)       1番  田中次廣君    11番  黒岩英雄君       2番  金子憲太郎君   12番  井上末喜君       3番  小林知誠君    13番  中村久幸君       4番  柴田恭成君    14番  下田利春君       5番  高木和惠君    16番  隈部政博君       6番  吉田幸一郎君   17番  吉岡 巖君       7番  隈部和久君    18番  山本芳文君       8番  林田久富君    19番  桑原幸治君       9番  松永忠次君    20番  草柳寛衛君       10番  小嶋光明君    21番  中村一三君欠席議員(1名)       15番  川田典秀君説明のため出席した者の職氏名 市長         松本政博君    副市長        山口周一君 教育長        永田良二君    総務部長       田口敏一君 企画振興部長     伊藤幸雄君    市民生活部長     宮崎 太君 福祉保健部長     相良哲春君    農林水産部長     森崎一成君 建設部長       森永茂夫君    水道部長       林田 亨君 教育次長       渡部 博君    農業委員会事務局長  田口克哉君 行革推進室長     菅 三郎君    財政課長       米田伸也君 会計管理者      本多弘和君    監査委員事務局長   本多直美君議会事務局出席者 局長         酒井 久君 書記         増田嘉文君 書記         鳥瀬美智君第2回定例会議事日程 第1号 平成27年6月19日(金)午前10時開会日程第1       会議録署名議員の指名日程第2       会期の決定日程第3       議長報告日程第4       議会運営委員会委員の辞任について日程第5       議会運営委員会委員の選任について           (提案理由説明)日程第6 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて           (南島原市税条例等の一部を改正する条例について)日程第7 承認第2号 専決処分の承認を求めることについて           (南島原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について)日程第8 承認第3号 専決処分の承認を求めることについて           (平成26年度南島原市一般会計補正予算(第8号))日程第9 承認第4号 専決処分の承認を求めることについて           (平成26年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号))日程第10 承認第5号 専決処分の承認を求めることについて           (平成26年度南島原市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号))日程第11 承認第6号 専決処分の承認を求めることについて           (平成26年度南島原市下水道事業特別会計補正予算(第6号))日程第12 議案第31号 南島原市長の調査等の対象となる法人を定める条例の制定について日程第13 議案第32号 財産の取得について(消防ポンプ自動車)日程第14 議案第33号 平成27年度南島原市一般会計補正予算(第1号)日程第15 議案第34号 平成27年度南島原市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)日程第16 議案第35号 平成27年度南島原市下水道事業特別会計補正予算(第1号)日程第17 議案第36号 平成27年度南島原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第18 報告第1号 専決処分の報告について           (南島原市手数料条例の一部を改正する条例について)日程第19 報告第2号 平成26年度南島原市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について日程第20 報告第3号 平成26年度南島原市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について日程第21 報告第4号 平成26年度南島原市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について日程第22 報告第5号 平成26年度南島原市水道事業会計予算繰越計算書の報告について (委員会付託)日程第23 請願の委員会付託     請願第4号 未来を担う子どもたちの教育を守る義務教育費国庫負担制度の1/2復元と制度堅持を求める意見書の採択要請についての請願     請願第5号 教育予算を拡充し、少人数学級の推進などの定数改善を求める意見書の採択要請についての請願     請願第6号 安全保障法制関連法案審議についての意見書提出を求める請願     請願第7号 地方財政の充実・強化を求める意見書採択のお願い     午前10時00分 開会 ○議長(中村一三君)  改めまして、おはようございます。 ただいまの出席議員数は20名であります。川田典秀議員から欠席の届けがあっております。 地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、これより平成27年第2回南島原市議会定例会を開会いたします。 次に、去る4月1日付で市職員の人事異動が発令されましたので、本日出席しております幹部職員につきまして、市長から紹介があります。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) ただいま議長からお許しをいただきましたので、幹部職員の紹介を副市長からいたさせますので、よろしくお願いいたします。(降壇) ◎副市長(山口周一君)  皆さん、おはようございます。 それでは、私から4月の人事異動により議会出席職員に変更がありますので、紹介させていただきます。 総務部長、田口敏一。企画振興部長、伊藤幸雄。福祉保健部長福祉事務所長、相良哲春。建設部長、森永茂夫。水道部長、林田亨。農業委員会事務局長、田口克哉。総務部財政課長、米田伸也。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(中村一三君)  次に、全国市議会議長会からの表彰状の伝達を行いたいと思いますので、ご了承をお願いいたします。酒井事務局長。 ◎議会事務局長(酒井久君)  表彰状の伝達に先立ち、ご報告いたします。 去る6月17日、東京で開催されました第91回全国市議会議長会総会におきまして、川田典秀議員市議会議員として20年以上務められたことにより特別表彰を、柴田恭成議員山本芳文議員黒岩英雄議員林田久富議員が10年以上務められたことにより一般表彰を受賞されました。なお、在職年数については町議会議員の在職年数の2分の1が通算されております。 これからその伝達を行います。伝達を中村議長にお願いいたします。 本日川田議員が欠席でございます。柴田恭成議員山本芳文議員黒岩英雄議員林田久富議員には、演壇の前にお願いいたします。 柴田恭成議員。 ○議長(中村一三君) (登壇) 表彰状。 南島原市、柴田恭成殿。 あなたは、市議会議員として10年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第91回定期総会にあたり、本会表彰規程により表彰いたします。 平成27年6月17日。 全国市議会議長会会長、岡下勝彦。代読です。 おめでとうございます。(拍手) ◎議会事務局長(酒井久君)  山本芳文議員。 ○議長(中村一三君)  表彰状。 南島原市、山本芳文殿。 あなたは、市議会議員として10年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第91回定期総会にあたり、本会表彰規程により表彰いたします。 平成27年6月17日。 全国市議会議長会会長、岡下勝彦。代読でございます。 おめでとうございます。(拍手) ◎議会事務局長(酒井久君)  黒岩英雄議員。 ○議長(中村一三君)  表彰状。 南島原市、黒岩英雄殿。 あなたは、市議会議員として10年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第91回定期総会にあたり、本会表彰規程により表彰いたします。 平成27年6月17日。 全国市議会議長会会長、岡下勝彦。代読です。 おめでとうございます。(拍手) ◎議会事務局長(酒井久君)  林田久富議員。 ○議長(中村一三君)  表彰状。 南島原市、林田久富殿。 あなたは、市議会議員として10年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第91回定期総会にあたり、本会表彰規程により表彰いたします。 平成27年6月17日。 全国市議会議長会会長、岡下勝彦。代読です。 おめでとうございます。(拍手)(降壇) ◎議会事務局長(酒井久君)  ここで、受賞者を代表して柴田恭成議員からお礼の言葉がございます。 ◆4番(柴田恭成君) (登壇) 皆さん、おはようございます。 受賞者を代表いたしまして、一言お礼のご挨拶を申し上げます。 本日、ここに全国市議会議長会より栄えある表彰を賜りましたことを身に余る光栄でありますとともに、市民の皆様方をはじめこれまでお支えいただきました多くの皆様方に感謝の気持ちでいっぱいでございます。 私たちは、これまで地方自治の発展や文化・福祉の増進、あるいはまた、地域のために微力ではございますが、尽くしてまいりました。そのこともひとえに住民の皆様方をはじめ、市長をはじめ理事者各位、そしてまた、同僚議員皆様方、関係各位のご指導とご鞭撻のおかげだと衷心より厚くお礼を申し上げます。 また、今回の表彰につきましては、旧町時代からの議員歴を通算して表彰されたと伺っております。今、こうしてご挨拶を申し上げております私の脳裏には、当時からのことが、いろんなことが走馬灯のように思い浮かんでまいります。その中でも、一番感慨深いのは、けんけんがくがくの議論を経て、平成18年3月31日に旧8町が合併し、南島原市が誕生したことであります。新たな町としての歴史の扉を開いてから今年度が10年目を迎えます。その記念すべき節目の年にこうして全国市議会議長会より表彰を賜りましたこと、感無量であります。 さて、昨今の地方自治体を取り巻く環境は、皆さん方ご承知のとおり、少子高齢化や人口減少の急速な進行、そして財政面におきましても、合併算定替えにより増額されております地方交付税が、本市におきましては、来年度、すなわち平成28年度から段階的に削減され、厳しい状況が続くことが予想されます。こうした中、私たちは、意思決定機関でありますので、私たち議会に求められる役割及び責務は、さらに重大なものになると考えております。このように意味合いからも、私たち議員もさらに研鑽を重ね、現状を直視し、これからの未来について熟考し、豊かで活力ある市政の実現を目指し、今回の受賞に応えるべく活動していく所存であります。 今後とも市民の皆様はもとより、議員の皆様方、また市長をはじめ理事者の皆様、関係各位の皆様方のご指導とお力添えを切にお願い申し上げ、受賞を代表してのお礼の言葉といたします。 平成27年6月19日。 受賞者代表、柴田恭成。 本日は、まことにありがとうございました。(拍手)(降壇) ◎議会事務局長(酒井久君)  なお、中村議長も全国市議会議長会評議員として感謝状を受領されましたことをあわせてご報告いたしておきます。 以上で、表彰状の伝達を終わります。 ○議長(中村一三君)  今回、長年議員勤続で全国表彰されました川田典秀議員柴田恭成議員山本芳文議員黒岩英雄議員林田久富議員におかれましては、今回の受賞まことにおめでとうございました。この受賞を糧に今後とも市民の福祉向上のため、全力で地方自治発展、市政発展のためにご尽力をいただきますようお願いをいたします。 これより、議事日程第1号により、本日の会議を開きます。 日程第1、「会議録署名議員の指名」を行います。会議録署名議員は会議規則第80条の規定により、16番 隈部政博議員、17番 吉岡巖議員を指名いたします。 日程第2、「会期の決定」を議題といたします。議会運営委員長から報告を求めます。吉岡巖委員長。 ◆議会運営委員長(吉岡巖君) (登壇) 皆さん、おはようございます。平成27年6月12日、本定例会の運営につきまして、議会運営委員会を開催いたしましたので、その協議結果を報告いたします。 市長提出議案は、条例関係1件、27年度補正予算4件、承認6件、報告5件、その他1件、合わせて17件となっております。 なお、このほかに追加議案の予定があると報告があっております。 議案の審査の方法ですが、一般会計補正予算の歳入については、従前どおり、総務委員会で、歳出については、所管の委員会で分割審査いたします。その他の議案や各特別会計補正予算につきましては、所管の委員会にて付託して審査いたします。議案に対する質疑の通告は6月23日の正午までといたします。議案の審査は、所管の委員会で十分していただくことにしておりますので、議案質疑は概要のみにとどめていただきますようお願いいたします。 一般質問は13名の議員から通告があっておりますので、6月23日と24日に5名ずつと6月25日に3名の質問といたします。 なお、一般質問の発言通告書は質問の内容を具体的に記載することとしておりますが、議会運営委員会において一部の通告書の記載内容に不十分な点があるとの指摘がありましたので、議員各位におかれましては、改めてこのことについてご留意いただきますようお願いいたします。 そのほか、請願4件につきましては、所管の委員会に付託して審査し、陳情1件につきましては、配布のみとすることにいたしました。 以上の案件審議を考慮し、今定例会の会期は本日6月19日から7月8日までの20日間と決定いたしました。 以上が議会運営委員会の協議内容であります。議論を十分に行い、円滑な議会運営をお願いし、報告を終わります。(降壇) ○議長(中村一三君)  お諮りします。本定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日から7月8日までの20日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。(「議長」という高木議員の発言あり)5番、どういったことですか。 ◆5番(高木和惠君)  議事進行ですが、私の議員活動として、いどばたで、今回6月1日で会派が新しく議会運営委員会は2人以上からということで、報告しているんです。私は納得しているんですが、今私が報告した中で、議運の委員というのを報告していますので、補足発言がお願いしたいなと思って。見ている人が分からないと思ったんですよ。その7名の中に、今の現在の議運の委員長がいないもんですから。そこの補足発言ができれば、お願いしたいと思います。 だから、7名というのは新たに決まっていますので。
    ○議長(中村一三君)  ほかにご異議ありませんか。     〔「異議なし」という声あり〕 ○議長(中村一三君)  異議なしと認めます。よって、会期は20日間と決定いたしました。 日程第3、「議長報告」を行います。議長報告につきましては、印刷して皆様のお手元に配布いたしておりますので、報告に代えさせていだきます。 日程第4、「議会運営委員会委員の辞任について」を議題といたします。 川田典秀議員吉岡巖議員から議会運営委員会委員を辞任したい旨の願い出がありましたので、委員会条例第14条の規定により本日これを許可いたしましたので、報告をいたします。 日程第5、「議会運営委員会委員の選任について」を議題といたします。 議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により金子憲太郎議員桑原幸治議員を指名いたします。 ここで、議会運営委員会開催のため暫時休憩をいたします。     午前10時21分 休憩     午前10時32分 再開 ○議長(中村一三君)  休憩前に引き続き会議を開きます。 議会運営委員会の正副委員長が互選をされましたので、結果を報告いたします。 委員長に柴田恭成議員、副委員長に小嶋光明議員。 以上であります。 日程第6、承認第1号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市税条例等の一部を改正する条例について)」から日程第22、報告第5号「平成26年度南島原市水道事業会計予算繰越計算書の報告について」まで、以上17件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。松本市長。 ◎市長(松本政博君) (登壇) 本日ここに、平成27年第2回南島原市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様にはご健勝にてご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。 説明に入ります前に、ただいま全国市議会議長会表彰の伝達を受けられました議員の方々には心から受賞をお祝い申し上げます。今後市政振興のため、ますますご尽力を賜りますようお願いを申し上げます。 それでは、開会にあたり、前定例会以降今日までの市政の重要事項についてご報告を申し上げるとともに、当面する諸課題について所信を申し述べたいと思います。 最初に、6月11日未明から昼過ぎにかけての豪雨についてでございますが、本市に土砂災害警戒情報が発表され、災害発生の危険が高まったことで西有家町から加津佐町にかけて1万1,451世帯、2万8,769人を対象に避難勧告を発令いたしました。 被害に関しましては、16日現在でがけ崩れによる建物等の一部損壊が4件、農地災害31カ所、農業用施設被害9カ所、合計40カ所、被害額7,000万円、公共土木施設災害については、河川5件、市道15件の計20件、被害額5,000万円となっております。また、水無川上流の赤松谷で3年ぶりの土石流発生を確認いたしました。 今後も豪雨や台風災害の発生が懸念されることから、防災対策に万全を期してまいります。 次に、総務省と長崎県が推奨する地域おこし協力隊を本年度から実施することとし、採用する7名に対し、委嘱状を交付しました。 地域おこし協力隊は、都市住民など地域外の人材を地域社会の新たな担い手として受け入れ、地域力の維持強化を図ることを目的として、全国444の自治体で1,511名が活動をいたしております。 本市では、旧津波見小学校、旧山口小学校、旧長野小学校塔ノ坂分校の廃校舎の利活用について研究を行う廃校活用プランナーを3名、マリンレジャー体験プログラムメニュー開発を行うプランナーを2名、そして南島原市のブラント構築を行うブランドコーディネーターを2名、合計7名を採用いたしました。南島原市の魅力を外部の目で再発見し、豊富な資源を活かした取り組みで活気あふれる町へと導く仕掛け人として活動していただきたいと考えております。 次に、平成20年度から始まりました特定健康診査に伴う特定保健指導につきましては、市民の健康保持・増進のため、健診結果の説明や健康相談、家庭訪問などを実施しております。実施率につきましては、当初、県平均を下回り伸び悩んでおりましたが、実施率向上に向けた取り組みを強化した結果、平成24年度には、23年度38.2%だった実施率が、平成24年度には56.3%、さらに平成25年度においては61.6%と飛躍的に向上をいたしました。このことが厚生労働省及び日本公衆衛生協会から評価をされ、今年3月に発刊されました「特定保健指導実施率向上に役立つ好事例集」で、全国6団体の一つに選定をされ、広く全国に紹介をされたところでございます。 今後もさらなる実施率向上を目指し、生活習慣病の発症及び重症化予防につながるよう取り組んでいきたいと考えております。 次に、ふるさと納税制度につきましては、4月1日からお礼の品を拡充、ポイント制の導入、インターネット上での寄附申し込み対応クレジットカード決済の導入などのリニューアルを行いました。 おかげをもちまして、市外県外の皆様方に好評をもって迎えられ、6月15日現在で、既に960件、1,768万2,000円の寄附申し込みをいただいております。 このふるさと納税制度は、自主財源の確保はもとより、地域経済の活性化並びに市の認知度向上にも非常に有効な施策であることから、今後さらにPRを強化し、本年度の目標である1億円の達成を目指してまいります。 次に、西有家町塔ノ坂地区は、地区内に豊かな湧水を有する地域で、生活用水につきましては、湧水を活用する水道未普及地域となっておりました。近年は、人口の減少や今後の施設維持管理等の不安から、市の水道布設の要望が寄せられておりました。これを受け、平成25年度から工事に着手し、先月13日には、施設の完成を地区の皆様方と一緒にお祝いをしたところでございます。塔ノ坂浄水場の完成が、地域の生活環境の向上に資するものと考えております。 次に、先月21日に、島原地区老人福祉施設協議会と市の間におきまして、大規模な災害が発生した場合に、協議会加入老人福祉施設を緊急・一時的な福祉避難所として指定をし、また、施設に避難された方々の支援に関し、具体的な手順等を定めた協定を締結いたしました。 市では、誰もが住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らせるよう防災関係機関・団体はもとより、福祉関係団体の皆様方との連携をさらに強化してまいりたいと考えており、今回の協定の締結が市民の安全・安心な暮らしの実現に寄与するものと大いに期待をいたしております。 次に、来年度に第29回全国健康福祉祭長崎大会が県内の12市3町を会場として実施されます。本市におきましては、ペタンク競技の実施が決定しているところでございます。このため、今月3日に、ねんりんピック長崎2016南島原市実行委員会を設立いたしました。 今後は、本大会の成功に向けた万全の準備と、あわせて今年11月8日にリハーサル大会として有家総合運動公園で開催する九州ブロックペタンク大会の準備作業を進めてまいります。 次に、先月29日、本市と学校法人鶴鳴学園長崎女子短期大学との間で、教育・研究に関する協定を締結いたしました。 本市は、「住み続けたいまち」「住んでみたいまち」を目指し、子育てや教育の充実など市民の皆様と協働のまちづくりに取り組んでおります。 今回の協定は、保護者支援・教育研究所を立ち上げて、保護者や保育関係者への支援の教育・研究をされている長崎女子短期大学の専門的な支援や助言をいただきながら、きめ細かく寄り添った家庭教育支援の効果的な推進の実現と長崎女子短期大学との研究協力や人的交流などの連携を円滑に行おうとするものでございます。 次に、農研機構カンキツ研究口之津拠点、これは、口之津にあるかんきつ試験所のことでありますが、3月議会の最終日に、国から「存続の方向で調整する」との回答をいただいたことをご報告申し上げたところでございましたが、先月29日、農林水産省及び農研機構の担当者が来県をされ、県や市、生産者の代表等を対象に口之津拠点の存続決定についての説明を受けました。 市といたしましても、県や生産者、関係各団体と一体となって施設の活用策を提案していく必要があると考えておりますので、今後とも議員各位のご協力をお願い申し上げます。 次に、口之津港改修工事の安全祈願祭が、5月12日にとり行われました。ご承知のとおり、口之津港ターミナルは、本市の地域振興を図る上で、再整備の必要があったことから、平成21年度から市と議会が一緒になって県知事へ要望活動を行い、平成26年度、県の新規事業として採択をされ、このたび安全祈願祭を迎えることができたところであります。 今後、県の事業としては、埋立地の拡張や浮桟橋の設置等、市においては、ターミナルビルと駐車場の設計に入り、平成31年度供用開始に向け、県と一体となって、口之津港にふさわしい機能を整備して、活気のある魅力的なまちづくりを推進してまいります。 次に、地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金を活用したプレミアム商品券「がまだす商品券」につきましては、現在南島原市商工会において発行に向けて最終の準備を行なっている状況でございます。 当初は、6月1日の販売開始を予定しておりましたが、発行額の大幅な増額に伴い、市民・事業者への事業周知など商品券発行準備に相当の時間を要するため、7月1日の販売開始となりました。有効期間につきましては、12月31日までの消費が増大する時期まで使用できることから、市民・事業者ともにメリットが大きくなるものと考えているところであります。 では、これより、本定例会市議会に提案をいたしました諸議案につきまして、その概要をご説明申し上げます。今回提案をいたしました議案は、専決処分による承認案件が6件、条例関係の議案が1件、平成27年度一般会計補正予算ほか補正予算関係議案が4件、その他の議案が6件、合計17件でございます。 最初に、補正予算関係でございますが、議案第33号「平成27年度南島原市一般会計補正予算(第1号)」は、今回15億5,965万3,000円を増額し、総額を312億898万6,000円とするものであります。 今回の補正予算は、繰上償還に要する経費、小学校施設管理及び整備改修事業に要する経費、放課後児童クラブ施設整備事業に要する経費、雇用創出基金事業に要する経費、4月の人事異動に伴う人件費の補正に要する経費などについて計上をいたしております。 次に、条例関係でございますが、議案第31号は、地方公共団体が資本金等の4分1以上2分の1未満を出資している法人等について条例を定めることにより、長の調査対象とすることができるとされており、本市においては、株式会社みずなし本陣が該当することから、今後必要に応じ調査等を行うことができるようにするため、新たに条例を制定するものであります。 その他の案件としては、専決処分した条例の承認、平成26年度一般会計及び特別会計の専決、補正予算の承認、財産の取得に関する議案、議会において指定されている専決処分した事項の報告、平成26年度の繰越明許費繰越計算書などの報告などを提出いたしております。 以上、このたび提案をいたしました案件の概要を申し上げました。各議案につきましては、この後担当部長から説明をさせますので、何とぞよろしくご審議いただきますようにお願いを申し上げます。(降壇) ○議長(中村一三君)  ここで、11時まで休憩いたします。     午前10時50分 休憩     午前11時00分 再開 ○議長(中村一三君)  休憩前引き続き会議を開きます。 引き続いて、各議案について担当部長から説明を求めます。 まず、承認第1号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市税条例等の一部を改正する条例について)」、承認第2号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について)」以上2件の説明を求めます。宮崎市民生活部長。 ◎市民生活部長(宮崎太君)  承認第1号と第2号を続けて説明をさせていただきます。 承認第1号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市税条例等の一部を改正する条例について)」でございますが、地方税法等の一部を改正する法律が平成27年3月31日に公布されたことに伴い、関連する市税条例の一部について所要の改正を行い、同日付で専決処分とさせていただいたものでございます。 なお、具体的な条文に改正にあたっては、国から示されました改正令により行なっております。今回改正された中で、市民皆様に関係のある主なものとしましては4点ございます。 まず、1点目でございますが、寄附金の税額控除、いわゆるふるさと納税に関することでございます。 それと、2点目でございますが、四輪車等の軽自動車について、排出ガス性能や燃費性能のすぐれた環境に優しい車両を購入した場合に、28年度分の軽自動車税に限り、税率の軽減が図られたことでございます。 3点目としまして、たばこ税について、3級品における税率の特例が廃止されることでございます。 次に、4点目としましては、26年度の是正改正におきまして、27年度から原動機付自転車や小型特殊自動車等の税率は上がることになっておりましたが、この適用を1年延長し、28年度からにするということなど、その4点でございます。 では、今申し上げました4点につきまして、新旧対照表によりご説明をいたします。 新旧対照表の15ページをお開き願いたいと思います。ちょっと先でございますが、15ページでございます。よろしいでしょうか。 9条と書いてある部分でございますが、これは、附則の9条ということになりますけれども、この附則第9条と次のページの附則第9条の2までは、ふるさと納税についての改正でございます。 ふるさと納税につきましては、市町村に対して寄附した場合に、寄附金のうち2,000円を超える部分につきまして、一定の上限まで所得税及び住民税から控除される仕組みとなっております。 今回、地方税法が改正されまして、控除額の上限を現行の個人住民税所得割額の1割から2割に引き上げまして、28年度分の個人住民税から適用されることになりました。また、申告手続の簡素化としまして、確定申告をする必要がない給与所得者が寄附を行う場合には、個人住民税を課税する市町村に対して行います寄附金の控除申請でございます。これを寄附を受けた市町村が、寄附者に代わって行うことを要請できることになっております。 以上の改正につきまして附則第9条及び第9条の2で規定をしております。 続きまして、新旧対照表の23ページをお願いいたします。23ページでございます。 附則第16条でございます。これは、軽自動車税の税率の特例でございます。 平成27年4月1日から28年3月31までの1年間に、新規に取得した四輪及び三輪の軽自動車で、排ガス性能及び燃費性能のすぐれた環境負荷の小さいものにつきまして、取得した日の属する年度の翌年度分の軽自動車税の税率を軽減する特例措置が講じられるものでございます。 続きまして、次のページ、24ページの一番下でございます。 附則第16条の2でございます。これはたばこ税の税率の特例を定めたものでございますが、現在紙巻きたばこ3級品ですね、わかばとかしんせいとかゴールデンバットとか言われる分でございますが、この3級品といいますのは、ほかのたばこと異なる税率で課税をされております。この紙巻きたばこ3級品の税率の特例措置が平成30年度をもって廃止されることになったものでございます。しかし、特例廃止をするまでの間の措置としまして、平成28年度から平成30年度までの各年度において、税率を段階的に引き上げる措置を講ずることになっております。 今申し上げました税率の段階的引き上げにつきましては、ご覧をいただいております新旧対照表の上、それには出てはきませんけれども、改正しました条例の附則の中で規定をしているところでございます。 続きまして、新旧対照表の42ページをお願いします。よろしいでしょうか。 標題、一番上に2条による改正とありますけれども、これは、平成26年の税制改正におきまして、平成27年度分の軽自動車税から適用する原動機付自転車、二輪車、小型特殊自動車などの新しい税率について適用を1年間延ばして平成28年度分の軽自動車税から適用することとした改正でございます。 以上で、承認第1号の説明を終わります。 続きまして、承認第2号を説明いたします。 承認第2号「専決処分の承認を求めることについて(南島原市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について)」でございますが、地方税法等の一部を改正する法律が、平成27年3月31日に公布をされ、4月1日より施行されることになったことから、関連する国民健康保険税条例の一部について所要の改正を行い、3月31日付で専決処分とさせていただいたものでございます。 なお、具体的な条文の改正にあたっては、国から示されました改正例により行なっております。 今回の改正は、課税限度額の引き上げと軽減判定所得の見直しが主なものでございます。 それでは、主なものにつきまして、先ほどと同様に新旧対照表により説明をいたします。 まず、1ページをご覧ください。 第2条でございます。これは、国民健康保険税の課税額の算定方法及び限度額について規定をしているものでございます。 2項に医療費に係る分、3項に後期高齢者支援金、4項に介護納付金のそれぞれの課税限度額について規定をしてございますが、今回の改正によりまして、第2項で医療費の課税限度額を51万円から52万円に、そして第3項で後期高齢者支援金の課税限度額を16万円から17万円に、また第4項で介護納付金の課税限度額を14万円から16万円に引き上げることとした改正でございます。 1ページ下にあります第23条でございますが、これは、国民健康保険税の減税についての規定でございまして、ある一定の所得金額以下の場合は、均等割、平等割が減額されるもので、次のページ、2ページにございます(1)と書いてある部分でございます。これ、第1号ということになりますけれども、これが7割軽減、2号が5割軽減、3号が2割軽減について規定をしてございます。 今回の改正は、第2号で定めております5割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得の算定につきまして、被保険者の数に乗ずるべき金額を24万5,000円から26万円に、また3号で定めております2割軽減の判定につきましては、軽減判定所得の算定について、被保険者の数に乗ずべき金額を45万円から47万円に改正をするものでございます。 次に、2ページの下段、下のほうです。 附則第9項以下につきましては、所得税法の一部を改正する法律において、特定公社債等の利子等に係る利子所得が新たに申告分離課税の対象とされたことによりまして、国民健康保険税における所得割の算定について所要の規定の整備を行なったものでございます。 以上で、承認第2号の説明を終わります。よろしくご審議くださいますようお願いをいたします。 ○議長(中村一三君)  次に、承認第3号「専決処分の承認を求めることについて(平成26年度南島原市一般会計補正予算(第8号))」の説明を求めます。田口総務部長。 ◎総務部長(田口敏一君)  承認第3号を説明させていただきます。 承認第3号「専決処分の承認を求めることについて(平成26年度南島原市一般会計補正予算(第8号))」でございますが、平成26年度南島原市一般会計補正予算(第8号)につきましては、歳出予算について、各事業の決算見込みに対する不用額を減額するともに、歳入予算についても決算見込み額に調整したものでございます。 それでは、予算書5ページから6ページをお願いいたします。 第2表地方債補正では、防火水槽設置事業(合併特例債)が追加内示を受けたことにより960万円追加、平成26年度の地方債事業費の決算見込みに伴い、農業基盤整備事業(合併特例債)を6,710万円減額、市道改良事業(合併特例債)については、地域の元気臨時交付金基金繰入金及びがんばる地域交付金を充当しておりましたが、平成26年度に事業が完了できず、繰越事業となったため、充当できない事業分について財源組み替えにより2億2,040万円増額、決算見込みに伴い、港湾整備事業(合併特例債)を3,020万円減額、消防ポンプ自動車購入事業(過疎対策事業債)は、地域の元気臨時交付金基金繰入金を充当したことから、3,100万円減額、決算見込みに伴い、現年発生補助災害復旧事業を4,700万円減額など追加と変更の総額で1,090万円の減額を行なったものでございます。 次に、歳入補正予算の主な事項についてご説明いたします。 補正予算に関する説明書の4ページをお開きいただきたいと思います。 14款、1項、1目、民生費国庫負担金は、児童手当国庫負担金を3,021万4,000円減額、生活保護費負担金を3,863万2,000円減額。 5ページをお願いいたします。 2項、7目、総務費国庫補助金は、対象事業費の決算見込みに伴い、がんばる地域交付金を8,151万3,000円減額など、国庫支出金を合計で1億7,457万1,000円減額したものでございます。 6ページをお願いいたします。 15款、2項、4目、農林水産業費県補助金は、輝くながさき園芸産地振興計画推進事業費補助金を2,179万5,000円減額、長崎県強い農業づくり交付金を7,086万8,000円減額、農業生産新技術普及支援事業費補助金を3,863万2,000円減額。 7ページをお願いします。 10目、災害復旧費県補助金は、農業用施設災害復旧事業費補助金を3,850万8,000円増額など県支出金を合計で1億4,486万2,000円減額したものでございます。 8ページをお願いいたします。 19款、1項、1目、繰越金は、財源組み替えに伴い、繰越金を1億9,984万7,000円増額したものでございます。 9ページをお願いします。 21款、1項、市債は、4目、農林水産業債の農業基盤整備事業債(合併特例債)を6,710万円減額、6目、土木債の市道改良事業債(合併特例債)を2億2,040万円増額、急傾斜地崩壊対策事業債(合併特例債)を1,080万円減額、港湾整備事業債(合併特例債)を3,020万円減額、7目、教育債の小学校施設整備・改修事業債(合併特例債)を1,140万円減額、8目、災害復旧債の現年発生補助災害復旧債(農業施設・農地)を4,580万円減額、10目、消防債の防火水槽設置事業債(過疎債)を1,070万円減額、消防ポンプ自動車購入事業債(過疎債)を3,100万円減額など、市債を合計で1,090万円減額したものでございます。 次に、主な歳出補正予算の事項についてご説明いたします。 11ページをお願いいたします。 2款、1項、8目、情報管理費は、島原地域広域市町村圏組合のシステム更新経費の負担金減額に伴い、電算システム効率処理化事業を6,687万1,000円減額、11目、減債基金費は、市債の繰上償還の財源とするため減債基金への積み立てを11億2,285万8,000円増額。 12ページをお願いします。 14目、過疎地域自立促進特別事業基金費は、後年度の高齢者・障害者交通費助成事業及び協働のまちづくり自治会活動支援事業のため、過疎地域自立促進特別事業基金への積み立てを2,360万円増額など、総務費を合計で10億4,860万円1,000円増額したものでございます。 14ページをお願いします。 3款、1項、5目、障害者福祉費は、更生医療給付事業を1,200万円減額、6目、高齢者福祉費は、養護老人ホーム措置費を3,600万円減額、島原地域広域市町村圏組合の介護保険負担金の減額に伴い、介護保険事業を2,000万円減額。 15ページをお願いします。 2項、2目、児童措置費は、児童手当支給事業を4,000万円減額、児童扶養手当支給事業を1,400万円減額、3項、2目、扶助費は、生活保護費を5,150万9,000円減額など、民生費を合計で1億9,589万6,000円減額したものでございます。 次に、4款、1項、1目、保健衛生総務費は、簡易水道事業特別会計費を9,042万5,000円減額、3目、予防費は、予防対策(予防接種事業)を4,800万円減額、4目、健康増進費は、住民健康診査事業を1,983万円減額。 16ページをお願いいたします。 2項、2目、塵芥処理費は、ごみ処理施設等整備事業を2,144万4,000円減額など、衛生費を合計で2億625万9,000円減額したものでございます。 17ページをお願いいたします。 6款、1項、3目、農業振興費は、園芸推進事業を1億1,414万6,000円減額。 18ページをお願いします。 強い農業づくり交付金事業を7,586万8,000円減額、6目、農村整備費は、農業生産基盤事業を1,043万5,000円減額、土地改良区推進支援事業を5,534万円減額、農道整備事業を3,776万9,000円減額など農林水産業費を合計で3億1,733万円減額したものでございます。 21ページお願いします。 8款、2項、3目、道路新設改良費は、市道改良事業を6,596万円減額。 22ページをお願いします。 4項、1目、港湾管理費は、港湾整備事業を1,506万3,000円減額、口之津港再整備事業を1,129万4,000円減額、6項、1目、住宅管理費は、建築行政費を1,140万2,000円減額など、土木費を合計で1億3,472万2,000円減額したものでございます。 23ページをお願いいたします。 10款、2項、1目、学校管理費は、小学校施設整備事業整備・改修事業を1,850万円減額。 24ページをお願いします。 3項、1目、学校管理費は、中学校施設整備・改修事業を1,511万9,000円減額。 25ページをお願いします。 5項、3目、文化財保護費は、埋蔵文化財発掘調査事業を1,558万7,000円減額、世界遺産登録活動推進事業を1,794万7,000円減額など、教育費を合計で1億2,589万2,000円減額したものでございます。 以上で、承認第3号の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中村一三君)  次に、承認第4号「専決処分の承認を求めることについて(平成26年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号))」の説明を求めます。宮崎市民生活部長。 ◎市民生活部長(宮崎太君)  承認第4号を説明いたします。 承認第4号「専決処分の承認を求めることについて(平成26年度南島原市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号))」でございますが、地方自治法第179号第1項の規定に基づき、別紙のとおり、平成27年3月31日に専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、これを報告し、議会の承認を求めるものでございます。 今回の補正の主な内容は、保険給付費の減額補正、そして歳入の実績見込み等に伴う財源調整でございます。 それでは、事項別明細書において説明をいたします。 最初に、歳出からいきます。一番最後の4ページをお開きいただきたいと思います。 2款、保険給付費、1項、療養諸費、1目、一般被保険者療養給付費でございますが、歳入の国庫支出金であります療養給付費等負担金の交付決定により、財源調整をしたものでございます。 次に、2款、保険給付費、4項、出産育児諸費、1目、出産育児一時資金、19節、負担金補助及び交付金681万円の減額につきましては、当初見込んでおりました出産件数に対して実績数が少なかったために、減額をしたものでございます。 続いて、歳入ですが、前のページの3ページをお開きください。 3款、国庫支出金、1項、国庫負担金、1目、療養給付費等負担金、1節、現年度分262万3,000円の減額につきましては、実績に基づき減額をしたものでございます。 次に、9款、繰入金、1項、他会計繰入金、1目、一般会計繰入金は418万7,000円の減額となっております。 その内訳でございますが、4節、出産育児一時金等繰入金454万円の減額は、先ほど歳出で説明をいたしました出産育児一時金の減に伴い、減額をしたものでございます。また、6節、その他一般会計繰入金35万3,000円の増額は、それぞれの実績により、財源調整をしたものです。 以上で、承認第4号の説明を終わります。よろしくご審議くださいますようお願いをいたします。 ○議長(中村一三君)  次に、承認第5号「専決処分の承認を求めることについて(平成26年度南島原市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号))」、承認第6号「専決処分の承認を求めることについて(平成26年度南島原市下水道事業特別会計補正予算(第6号))」以上2件の説明を求めます。林田水道部長。 ◎水道部長(林田亨君)  承認第5号から第6号まで続けて説明させていただきます。 承認第5号「専決処分の承認を求めることについて(平成26年度南島原市簡易水道事業特別会計補正予算(第4号))」。説明を申し上げます。 地方自治法第179条第1項の規定に基づき、別紙のとおり、平成27年3月31日に専決処分いたしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、議会の承認を求めるものでございます。 今回の補正は、歳入歳出予算の総額から、それぞれ2億66万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を16億6,408万4,000円と定めるものであります。 歳入歳出補正予算事項別明細書により、補正予算の主なものについてご説明いたします。 まず、今回の補正は、事業費の決定等に伴う歳出予算の減額により、一般会計からの繰入金をはじめ、補助事業費の減額に伴う国庫補助金及び市債借入金の減額、下水道工事及び市道改良工事に伴う配水管布設替え補償費に係る雑入等を減額補正いたしております。 それでは、事項別明細書の3ページをご覧ください。 歳入の主なものについては、3款、国庫支出金、1目、簡易水道費国庫補助金4,000万円の減額につきましては、国費割り当てに伴う減額補正でございます。 4款、繰入金、1目、一般会計繰入金、9,042万5,000円の減額につきましては、施設の維持管理費の減額や施設整備費の単独工事費が減額となったためでございます。 6款、諸収入、1目、雑入985万円6,000円の増額は、下水道工事及び市道改良工事等による水道管布設替えの事業量の減により、他会計からの補償費が減となるものの、平成25年度の消費税確定申告で3,492万7,000円の還付金が発生したため、増額となったものでございます。 7款、市債、1目、簡易水道事業債8,010万円の減額につきましては、総合整備事業の補助事業費の減に伴う財政融資資金の借入額の減額でございます。 続きまして、4ページからの歳出でございますが、1款、水道事業費、1項、1目、一般管理費1,642万8,000円の減額につきましては、平成25年度の消費税確定申告に伴い、支出する消費税がゼロとなったことによるものでございます。 水道事業費、1項、2目、施設管理費2,470万2,000円の減額では、施設の維持管理経費が漏水件数の減に伴う電気使用料の減、各種委託料の入札執行の減により減額となったものでございます。 2項、1目、施設管理費では1億4,797万6,000円の減額。これにつきましては、市道改良等に伴う水道管布設替え工事費として、2,952万9,000円を減額、総合整備事業の国費割り当ての件に伴い、1億1,844万7,000円を減額するものです。 続いて、2款、公債費、2目、利子につきましては、公債費償還利子の確定により1,156万3,000円を減額しております。 以上、承認第5号の説明を終わります。 続きまして、承認第6号を説明させていただきます。 承認第6号「専決処分の承認を求めることについて(平成26年度南島原市下水道事業特別会計補正予算(第6号))」、説明を申し上げます。 今回の補正は、歳入歳出の総額から、それぞれ5,983万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を7億2,556万円と定めるものであります。 次に、歳入歳出補正予算事項別明細書により、補正予算の主なものについてご説明いたします。 補正予算に関する説明書の3ページをご覧ください。 歳入の主なものといたしましては、2款、1項、使用料、1目、下水道使用料345万9,000円を減額しております。これは、主に口之津地区において、当初予算において前年度の上昇率より見込んでおりましたが、思うような伸びとはならず、減額となったものでございます。 3款、1項、国庫補助金、1目、下水道国庫補助金では3,040万円を、4款、1項、繰入金、1目、一般会計繰入金では67万円を減額しております。7款、1項、市債、1目、下水道債でも2,750万円を減額しております。これらにつきましては、国費の交付決定額の減によるものでございます。 続いて、4ページをご覧ください。 歳出につきましては、1款、1項、総務管理費、1目、一般管理費で367万2,000円を減額しております。これは、平成25年度事業に係る下水道事業特別会計消費税確定申告納付税額及び平成26年度事業に係る中間申告納付税額が、当初見込みよりも少なかったことにより減額しております。 2款、1項、下水道整備費、1目、下水道施設整備費で4,863万3,000円を減額しております。これにつきましては、国費の交付決定の減に伴い、公共下水道事業であります口之津処理区と南有馬処理区の事業費を減額したものであります。 また、2項、下水道管理費、1目、下水道施設管理費でも595万7,000円を減額しております。これにつきましては、下水道施設の管理に要する修繕料や委託料、工事請負費の減が主な要因でございます。 5ページをご覧ください。 3款、1項、公債費、2目、利子につきましては、公債費償還利子の確定により157万6,000円を減額しております。 以上で、承認第6号の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中村一三君)  次に、議案第31号「南島原市長の調査等の対象となる法人を定める条例の制定について」説明を求めます。 ◎企画振興部長(伊藤幸雄君)  議案第31号を説明させていただきます。 議案第31号「南島原市長の調査等の対象となる法人を定める条例の制定について」でございますが、地方自治法施行令の一部を改正する政令の公布施行に伴い、地方自治法第221条に定める長の調査権の対象となる法人等として、当該地方公共団体が資本金等の4分の1以上2分の1未満を出資している法人等について、条例を定めることにより対象とすることができるとされたところでございます。 本市におきましても、平成27年度において株式会社みずなし本陣が該当することから、今後、必要に応じ調査等を行うことができるようにするため、新たに条例を制定するものでございます。 以上で、議案第31号の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中村一三君)  次に、議案第32号「財産の取得について(消防ポンプ自動車)」、議案第33号「平成27年度南島原市一般会計補正予算(第1号)」、以上2件の説明を求めます。 ◎総務部長(田口敏一君)  議案第32号と第33号を続けて説明させていただきます。 議案第32号「財産の取得について(消防ポンプ自動車)」でございますが、市消防団の各分団に計画的に消防車両を配備しておりますが、購入から年数が経過し、老朽化が進んでいるものがございます。このため、過疎対策事業債を活用し、20年以上経過した消防車両を更新するため、消防ポンプ自動車を1台購入したく、南島原市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 資料といたしまして、仮契約書伺及び物品売買契約書と同等品の消防ポンプ車の写真を添付いたしております。 物品売買契約書をご覧ください。 1、財産名、消防ポンプ自動車CD-1型(4WD)、2、契約金額、2,314万4,000円、3、契約の相手方、長崎県長崎市竹の久保町11番3号、ヤナセ産業株式会社、代表取締役梁瀬正輝、4、配備先、南島原市消防団南有馬第1分団。 なお、予定価格は2,420万7,710円でございます。 以上で、議案第32号の説明を終わります。 続きまして、議案第33号を説明させていただきます。 議案第33号「平成27年度南島原市一般会計補正予算(第1号)」でございますが、今回の補正予算(第1号)は、後年度の経常経費の削減を図るための繰上償還、それから小学校施設管理及び整備改修事業、放課後児童クラブ施設整備事業、5名の雇用を創出する、人が、産業が、まちが元気になる雇用創出基金事業、4月の人事異動に伴う人件費などの経費について計上するものでございます。 予算書の4ページをお願いいたします。 第2表地方債補正は、今年度、消防署の布津分署を建設する財源として、布津分署建設事業(合併特例債)を1億6,090万円追加、また、国庫補助金である学校施設環境改善交付金が未採択になったことによる財源補填や西有家地区の小学校統合に向けた施設改修などの財源として、小学校施設整備・改修事業(合併特例事業債)を8,320万円から1億5,310万円増額して2億3,630万円へ変更するものでございます。 次に、歳入補正の主な事項についてご説明いたします。 補正予算に関する説明書の3ページをお願いいたします。 14款、2項、1目、民生費国庫補助金は、放課後児童クラブの施設改修の整備に対する子ども・子育て支援整備交付金を380万8,000円増額、6目、教育費国庫補助金は、南有馬小学校大規模改修及び西有家小学校大規模改修事業に対する財源として計上いたしておりました学校施設環境改善交付金が未採択となったことから2,641万9,000円を減額するものでございます。 15款、2項、2目、民生費県補助金は、放課後児童クラブの施設改修の整備に対する子ども・子育て支援整備交付金を380万8,000円増額、18款、2項、1目、財政調整基金繰入金は、今回の補正予算で布津分署の建設費を一般財源から市債へ組みかえたことなどから、一般財源である財政調整基金を1億7,631万8,000円減額、2目、減債基金繰入金は、繰上償還の財源として14億3,352万円増額、4目、人が、産業が、まちが元気になる雇用創出基金繰入金は、新たに5名分の雇用を創出する事業の財源として686万2,000円を増額するものでございます。 21款、1項、7目、消防債は、布津分署建設事業負担金の財源として、布津分署建設事業(合併特例債)を1億6,090万円増額、8目、教育債は、国庫補助金である学校施設環境改善交付金の未採択になったことによる財源補填や西有家地区の小学校統合に向けた施設改修などの財源として、小学校施設整備・改修事業(合併特例債)を1億5,310万円増額するものでございます。 次に、歳出補正についてでございますが、4月に行いました人事異動に伴う人件費の補正については、それぞれの該当科目で増減を計上しておりますので、それ以外の主なものについて説明させていただきます。 7ページをお願いします。 3款、2項、4目、児童福祉施設費は、市内2カ所に放課後児童クラブを整備するための補助として、児童福祉設整備事業を1,142万4,000円増額するものでございます。 8ページをお願いします。 4款、1項、1目、保健衛生総務費は、4月に行なった人事異動などや繰上償還を実施する財源とするため、簡易水道事業特別会計費を1,737万2,000円増額するものでございます。 9ページをお願いします。 5款、1項、1目、労働諸費は、新たに5名分の雇用を創出するため、人が、産業が、まちが元気になる雇用創出基金事業を686万7,000円増額するものでございます。 6款、1項、3目、農業振興費は、有機農業推進協議会に対する支援のため、有機農業等推進事業を60万円増額するものでございます。 14ページをお願いします。 12款、1項、1目、元金は、後年度の経常経費の削減を図るため繰上償還を実施することから、元金を14億3,352万円増額するものでございます。 以上で、議案第33号の提案理由の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中村一三君)  次に、議案第34号「平成27年度南島原市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」、議案第35号「平成27年度南島原市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」、以上2件の説明を求めます。林田水道部長。 ◎水道部長(林田亨君)  議案第34号と第35号までを続けて説明させていただきます。 議案第34号「平成27年度南島原市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」でございますが、今回の補正は、歳入歳出予算の総額に、それぞれ1,737万2,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を20億815万4,000円と定めるものであり、当初予算に対し0.87%の増額補正となっております。 次に、その主なものについて歳入歳出補正予算事項別明細書によりご説明いたします。 今回の補正は、人事異動に伴う人件費の322万8,000円を減額補正、平成26年度に発生した官製談合事件に伴う平成24年度同意財政融資資金の一部強制繰上償還金2,060万円の増額補正をするものです。 3ページをご覧ください。 歳入の4款、1目、一般会計繰入金で1,737万2,000円の増額をいたしております。 次に、歳出についてご説明いたします。 4ページをご覧ください。 1款、1目、一般管理費で322万8,000円の減額をいたしております。 2款、1目、元金につきましては、平成26年度に発生した官製談合事件に伴い、南島原市建設工事請負契約書第52号に基づく賠償基金請求を行なったことから、平成24年度統合整備事業の簡易水道等施設整備国庫補助金の一部返還が必要となり、平成26年度中に返還を行なったものでありますが、これに伴い、平成24年度同意の財政融資資金借入金についても、一部強制繰上償還が必要となり、今回、簡易水道事業債分1,030万円、過疎対策事業債分1,030万円の合わせて2,060万円の増額補正をするものでございます。 以上で、議案34号の説明を終わります。 続きまして、議案第35号を説明させていただきます。 議案第35号「平成27年度南島原市下水道事業特別会計補正予算(第1号)」でございますが、今回の補正予算は、人事異動に伴う人件費の減額により、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ127万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億4,952万5,000円とするものでございます。 それでは、歳入歳出補正予算事項別明細書によりご説明いたします。 補正予算に関する説明書の3ページをご覧ください。 歳入ですけれども、4款、1項、繰入金、1目、一般会計繰入金を127万3,000円減額をいたしております。 次に、歳出についてご説明いたします。 4ページをご覧ください。 1款、1項、総務管理費、1目、一般管理費で、人事異動に伴う人件費として54万1,000円の減額をいたしております。 2款、1項、下水道整備費、1目、下水道施設整備費でも人件費として73万2,000円の減額をいたしております。 以上で、議案第35号の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中村一三君)  次に、議案第36号「平成27年度南島原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」、報告第1号「専決処分の報告について(南島原市手数料条例の一部を改正する条例について)」、以上2件の説明を求めます。宮崎市民生活部長。 ◎市民生活部長(宮崎太君)  議案第36号と報告第1号を続けて説明をいたします。 議案第36号「平成27年度南島原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」でございますが、今回の補正の内容は、平成26年度までの後期高齢者医療保険料において所得変更等により遡求して発生します保険料の還付に伴う還付加算金を増額補正するものでございます。 それでは、事項別明細書でご説明をいたします。 最初に、歳出から説明をいたしますが、最後の4ページをお開きください。 3款、諸支出金、1項、償還金及び還付加算金、2目、還付加算金を1万4,000円増額をしております。これは、過年度の所得変更による保険料の還付に伴い、還付加算金が必要となることから、補正をするものでございます。 続いて、それに伴います歳入でございますが、前のページ、3ページをお開きください。 5款、諸収入、2項、償還金及び還付加算金、2目、還付加算金1万4,000円でございますが、先ほど歳出で説明をいたしました還付加算金の充当財源として、長崎県後期高齢者医療広域連合から受け入れる分でございます。 以上で、議案第36号の説明を終わります。 引き続き、報告第1号を説明いたします。 報告第1号「専決処分の報告について(南島原市手数料条例の一部を改正する条例について)」でございますが、地方自治法第180条第1項の規定に基づきまして、南島原市手数料条例を専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により、ご報告をするものでございます。 南島原市手数料条例におきまして、愛玩目的で飼う野鳥、メジロでございますが、これの飼養登録などに係る手数料を定めております。この飼養登録などについては、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律で定められているところでございます。 このたび、この鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律の題名が改正をされることになりましたので、それに合わせて本市の手数料条例に引用をしております法律名を改正したものでございます。 新旧対照表で説明をいたします。 改正箇所はアンダーラインの部分でございます。「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」を「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」へ改正したものでございます。 以上で、報告1号の説明を終わります。よろしくご審議くださいますようお願いを申し上げます。 ○議長(中村一三君)  次に、報告第2号「平成26年度南島原市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について」、説明を求めます。田口総務部長。 ◎総務部長(田口敏一君)  それでは、報告第2号を説明させていただきます。 報告第2号「平成26年度南島原市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について」でございますが、本件は平成27年度へ繰り越した平成26年度一般会計予算の繰越明許について、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、議会へ報告するものでございます。 平成26年度一般会計補正予算(第6号及び第7号)で計上しておりました繰越明許費75件のうち市道北ケ峰1号線、池上線、辻桜石線道路改良事業外8件が年度内に終了いたしましたので、繰越明許費の件数は66件、総額は19億6,666万6,000円で、前年度に比べまして、11件の減、事業費も6億6,669万1,000円の減となっております。 事業費の主な増減につきましては、災害復旧費が災害発生件数の増に伴い、農業用施設及び農地災害復旧事業が7,050万円の増、土木施設災害復旧事業が5,067万円の増などがありましたが、西有家中学校体育館建設事業が3億866万8,000円の減、布津中学校体育館建設事業が2億6,966万円の減、漁港整備事業が2億7,030万円の減、強い農業づくり交付金事業が1億6,380万7,000円の減などに伴い、前年度26億3,335万7,000円の繰越明許費から今年度は19億6,666万6,000円へ6億6,669万1,000円の減となったものでございます。 繰越財源の内訳でございますが、国庫支出金が3億253万5,000円、県支出金が1億8,778万8,000円、地方債が11億3,240万円、分担金等が785万円、一般財源が3億3,609万3,000円となっております。 主な繰越事業は、7款、商工費、1項、商工費のプレミアム商品券発行及び購入助成事業が1億7,267万4,000円、8款、土木費、2項、道路橋梁費の市道整備事業が1億980万円、10款、教育費、5項、社会教育費の原城跡保存整備事業が9,985万5,000円でございます。 以上で、報告第2号の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(中村一三君)  次に、報告第3号「平成26年度南島原市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について」、報告第4号「平成26年度南島原市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について」、報告第5号「平成26年度南島原市水道事業会計予算繰越計算書の報告について」、以上3件の説明を求めます。林田水道部長。 ◎水道部長(林田亨君)  報告第3号から第5号までを続けて説明させていただきます。 報告第3号「平成26年度南島原市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について」、説明を申し上げます。 本件は、平成27年度へ繰り越ししました平成26年度簡易水道事業特別会計予算の繰越明許費について、地方自治法施行令第146条第2項の規定により議会へ報告するものでございます。 次のページをご覧ください。 繰越明許費の財源内訳は、諸収入2,249万3,000円、一般財源3,277万1,000円となっております。繰越事業の内容は、簡易水道施設維持管理事業5,526万4,000円、内容といたしましては、市道折橋葺山線、市道奥田2号線改良に伴う配水管布設替え工事及び下水道工事に伴う南有馬町露田地区、口之津町久木山西地区・野向地区の配水管布設替え工事、北岡南地区の配水管布設替え工事でございます。 以上で、報告第3号の説明終わります。 続きまして、報告第4号を説明させていただきます。 報告第4号「平成26年度南島原市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について」、説明を申し上げます。 繰越明許費の特定財源内訳は、国庫支出金7,404万4,000円、地方債6,680万円となっております。 繰越事業費の内訳は、口之津処理区及び南有馬処理区の公共下水道事業で9,422万8,000円、浸水対策事業で9,074万円でございます。 以上により、本年度へ繰り越ししました事業費は1億8,496万8,000円でございます。 以上で、報告第4号の説明を終わります。 続きまして、報告第5号を説明させていただきます。 報告第5号「平成26年度南島原市水道事業会計予算繰越計算書の報告について」、説明を申し上げます。 本件は、地方公営企業法第26条第1項の規定により、予算の繰り越しを行いましたので、同法同条第3項の規定により議会へ報告するものでございます。 予算の繰り越しの内容は、加津佐第4配水池整備事業費で9,390万円でございます。 以上で、報告第5号の説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中村一三君)  日程第23、「請願の委員会付託」を行います。 請願第4号「未来を担う子どもたちの教育を守る義務教育費国庫負担制度の1/2復元と制度堅持を求める意見書の採択要請についての請願」、請願第5号「教育予算を拡充し、少人数学級の推進などの定数改善を求める意見書の採択要請についての請願」、請願第6号「安全保障法制関連法案審議についての意見書提出を求める請願」、請願第7号「地方財政の充実・強化を求める意見書採択のお願い」、以上請願4件については、お手元に配布の請願文書表のとおり、それぞれの常任委員会に付託をいたします。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次の本会議は6月23日、定刻より開きます。 本日はこれにて散会いたします。     午後0時01分 散会...